せたがや経堂のファイナンシャルプランナー

株式会社岩崎ハイエフィカシーオフィス

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2018.09.06 

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金融商品の売買についてちょっとイイ話

こんにちは。せたがや経堂FPの岩崎です。
本日は少し趣向を変えて、金融商品の売買ということについて少し考えてみましょう。

実物商品を扱う商売の場合、普通は安く買って、高く売りますよね。
少し言い方をかえれば、買った値段に、利益を乗せて、そのぶん高く売る、ということになるでしょうか。
商売をつづけていくためには、当然ながらこの発想・考え方になります。
誰も異論を挟みません。
そして、この大前提から、商売の工夫が始まります。
どうしたら安く仕入れることができるか?
どうしたら高く売ることができるか?
前者はバイイングパワーを高めるための努力となり、
後者は付加価値をつけたりセールスの巧みさを磨く努力となりました。

こうした商売の王道のなかで、逆転の発想をする人が現れました。
同じ商売ですが、異なるものを取り扱っていました。
実物商品ではない、限りなく実態のない金融商品でした。

その逆転の発想をした人は、まず高く売って、そのあとで安く買えれば利益が上がる、と考えました。
考え方としては理解できます。
しかし、そもそも持っていないものをどうやって高く売るのか?
その人は、持っている人に一時的に借りてくればよい、と解決策を見つけました。
その借りてきた金融商品をある値段で売ります。
そして、その金融商品が売った値段よりも低い時に買い戻しました。
そのあとで、借りてきた人に買い戻した商品を返しました。
一時的に借りたので、借り賃がかかりました。
しかし、売った値段と買った値段の差が、借り賃よりも大きければ、利益が生まれるのです。

この人は当初周囲の人から有り難がられました。
なぜなら、ある商品が値上がりしているときは、まだまだ上がると思ってその商品を売ってくれる人が相対的に少なかったからです。
また、ある商品が値下がりしているときは、まだまだ下がると思ってその商品を買ってくれる人が相対的に少なかったからです。
その人はマーケットのニーズを捉えていました。
これが初期の空売り(ショートポジション)といわれるものです。

こうして、その逆転の発想をした人は、しばらくブルーオーシャンを満喫したのです。